ホテル客室の「当たり前」を支える仕事 ― GRMS導入の現場から

ホテルの客室でスイッチを押せば照明がつき、客室の在室状況に応じて空調が制御される。

宿泊される方にとっては当たり前のこの動作の裏側で、照明・空調・客室パネル・ホテルの運営システムなど、さまざまな設備やシステムが連携しています。

その一端を担うのが、GRMS(Guest Room Management System:客室管理システム)です。

ナミキアソシエイツは、これまで国内の複数のホテルでGRMSの導入にプロジェクトマネージャーとして携わってきました。また、導入後の運用保守も継続して担当しています。

私たちの役割は「つなぐこと」

ホテルの開業プロジェクトには、運営会社、設計事務所、ゼネコン、電気・空調の各サブコン、そして海外のシステムメーカーなど、多くの関係者が携わります。

GRMSは、こうしたさまざまな設備やシステムとの連携が求められる分野です。

私たちの仕事は、メーカーの仕様と日本の現場の施工内容を突き合わせ、関係者それぞれの役割や対応範囲を確認しながら、開業に向けてGRMSが適切に動作するよう調整することです。

図面どおりにいかないのが現場

設計段階では問題がないように見えても、実際の施工や試運転の段階で、想定外の問題が見つかることがあります。

配線なのか、機器の設定なのか、システム間の通信なのか。

原因が一つとは限らず、一社だけでは解決できないこともあります。

関係者と協力しながら、一つずつ原因を切り分け、解決に向けて調整していく作業が、この仕事の大きな部分を占めています。

現場ノートとして記録していきます

本シリーズでは、お客様や関係者の機密情報に配慮しながら、ホテルの設備・システム導入の現場で経験したこと、判断したこと、そして学んだことを記録していきます。

技術的な話だけでなく、現場での試行錯誤や、関係者との調整についても取り上げていく予定です。

更新は不定期ですが、ホテルの開業やリニューアルに関わる方々に、少しでも参考になれば幸いです。

ナミキアソシエイツ株式会社

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